昨日は近くの不動尊で灌仏会、お釈迦様のお誕生をお祝いする花祭りでした。
師匠の工房庭に咲いていた白いタンポポ。
いくら砥いでも、ちゃんと砥げない2㍉の丸刀。
先日朝から12〜13本の彫刻刀砥ぎ、最後に丸刀2㍉を砥ぎ始めました。
砥いでも砥いでも失敗し、丸刀の両端が鬼のツノのようになってしまいます。
この1本に約90分かかり、腕と手は痛いし指も痛い。
そして、砥げば砥ぐほどおかしくなっていく彫刻刀。
どんどん刃も減ってしまいます。
そこで私は考えました。
そうだ、鬼のツノをヤスリで削ろう。
結果は最悪。
全く切れない彫刻刀になってしまいました。
そして今日、原因を師匠に教えて頂きました。
丸刀専用の砥石が深過ぎると、丸刀両端が鬼のツノになってしまうようです。
元に戻りました。