星取り機を使いながら、ここまで粗彫りが進みました。頭部の粗彫りはとても気を使いますが、星取り機という立体コンパスで目印を付ける為(ここまでは彫って良い)やり易いです。
そして、原案制作途中の塑像ですが、赤ちゃんの表現が難しいことを師匠に相談させて頂いたところ、工房近くの雑司が谷霊園内の石仏地蔵様がヒントになるとのことで、昼休みに行って来ました。
塑像作品ですが、阿弥陀如来様と白衣観音様、そして赤ちゃんです。
白衣観音様は阿弥陀如来様の奥様、そして全ての観音菩薩の母と云われていますので、白衣観音様が抱いているのは観音菩薩様です。
「慈しみ」を表現出来るように精進したいと思います。
こちらもいずれ、制作過程を公開させて頂きます。